中古車買取の致命的な生命線は!?
状態が良いのかどうか?
それが中古車査定を制する重要ポイント。
どのサイトを見てもそのようなことが書かれています。
エンジンが快調で車の寿命である走行距離も少ない。さらに事故歴はもちろんなく、修復歴もなしかもしくは軽微。
このような車なら高値がつくのは当然の理・・・、そんな風にいわれているのです。
でもこれはちょっとマヌケな議論ではないか?と感じます。
扇で言えばカナメの部分が完全に抜けている。それなくして高値か否かを語っても仕方がない。
そんな風にも思うわけです。
その重要部分が何かというと、人気があるのかどうか?
この点が査定では真っ先にチェックされる部分だからです。
中古車として人気も需要もない状態の良い車に高値をつける買取業者は存在しません。あくまで中古車として再販売するために買い取るわけだから人気車種かどうかは致命的な生命線となるはずです。
もしそこを外して高値をつければいつまでも現金化されずに不良在庫として自社の倉庫で眠り続ける。それは中古車買取業者にとっては目も当てられない事態といえるでしょう。
愛車査定で状態がどうのというのは車種の需要が先決で、そこをクリアした車が次にチェックされるポイントです。
この点を勘違いすることなく愛車査定を行うことも必要な姿勢でしょう。