大手の中古車買取業者の査定額が低く安い理由は!?
中古車買取査定によくある迷信のひとつに大手信仰があります。
大手買取業者はCMなどでも、
高額査定!高値に自信!
と大声を張り上げているので、思わずそうかな~なんて思ってしまいます。
でも実際に大手買取業者が積極的に高額査定をつけるはずがない。車買取業者にとって中古車は商品であり、その買取は商品仕入れなのですから。
仕入れである以上は値段を下げる。下げれば下げるほど利益は拡大する。これは世界中のどの業者も同じ方程式で日々の営業をしているわけなのです。
それは中古車買取業者も例外ではなく全く同じ。買取査定金額をいかに引き下げるか?状態の良い人気車種の中古車をいかに安く仕入れるか?
これだけを考えて買取交渉を行っているわけです。
大手と呼ばれるまでに買取業者が成長できた理由は安く仕入れて高く売る、これを徹底して行ってきたからこそ。
そして大手になってからは膨大な人件費や広告宣伝費など莫大な費用を賄うためにより利益率を上げることを徹底せざるを得ないのです。
もし大手買取業者の利益率が下がった!と聞けば経済マスコミが騒ぎ出し、株主や銀行なども黙っているはずがありません。
大手は過去も今も安い査定額でしか買取をしない、このことを頭に愛車の買取査定に臨む必要を感じます。
(参照:本当に車を高くる方法 買取店店長がこっそり教えるブログ)
でも本気になると消極的ながらも高い買取金額をつけてくるのが大手業者の特徴でもあります。
本気になるのは他社との相見積もり、相見積もりとなれば彼らも利益を収縮してでも高い査定額を出さざるを得ません。
最高値をつけないと中古車を買取れないので他社を出し抜く査定金額をつけざるを得ない。
またもしそこで本性を発揮して安い金額を出してしまえば、今の時代はネットで叩かれてしまう。
安値・低査定業者!などと言われてしまい不特定多数に情報が国境を越えて瞬時に駆け巡ってしまうのです。
やはり愛車を高額で買取に出すなら1社のみの単独査定は危険です。必ず相見積もり、複数業者に査定依頼をすることを徹底して高額査定を引き出すことが重要になるでしょう。
大手の中古車買取業者を本気にさせられるかどうか?そこに愛車高額売却の秘訣がありそうですね。